舘ひろしのサングラス特定!あぶ刑事歴代ブランドと型番・私物の真相
日本のアクションドラマ史において、黒のスーツに身を包み、颯爽とハーレーに跨がる舘ひろし氏の姿ほど、強烈な美学を放つアイコンは存在しません。中でも『あぶない刑事』シリーズの「タカ」こと鷹山敏樹が身につけるサングラスは、単なる小道具の枠を超え、男の色気とハードボイルド精神を象徴するトレードマークとして熱烈な支持を集め続けています。
映画『帰ってきた あぶない刑事』の熱狂を経た現在も、ヴィンテージ市場や眼鏡ファンの間では「タカが着用していた伝説のモデルはどれか」「舘ひろし氏がプライベートでも愛用するサングラスの正体とは」といった議論が止みません。本稿では、歴代劇中モデルの正確なブランドや型番、ファンの間で囁かれる「私物説」の真相、さらには長年サングラスをかけ続ける心理的背景まで、徹底的な調査に基づいて解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:初期『あぶ刑事』の象徴は伝説的ドメスティックブランド「ルネッタバダ(Lunetta BADA)」、近年の劇場版では「増永眼鏡(MASUNAGA)」がメインの顔。
- 要点2:「レイバン・オリンピアン」説は一部のバイクシーンや派生イメージによる誤認が混ざっており、実際は舘氏本人の私物や特注品が数多く現場に投入されていた。
- 要点3:サングラスを愛用する理由はバイク乗りの実用性と「瞳を隠すことで感情を殺し、照れをダンディズムへ昇華させる」独自の演技論にある。
【歴代特定】『あぶない刑事』タカが着用したサングラスのブランドと型番
舘ひろし氏が演じる鷹山敏樹のサングラス遍歴は、1980年代のDCブランドブームから現代のクラフトマンシップ再評価に至る、日本のアイウェアカルチャーの変遷そのものです。歴代シリーズで確認された代表的なブランドと具体的な型番を時系列で整理します。
1. 伝説の原点:Lunetta BADA(ルネッタバダ)
1986年に放送が開始されたテレビ第1シリーズ『あぶない刑事』および『もっとあぶない刑事』で、タカの代名詞となったのがLunetta BADA(ルネッタバダ)です。当時、吉川晃司氏や柴田恭兵氏ら尖ったカルチャーを牽引するトップランナーがこぞって愛用していたことでも知られています。
劇中でタカが着用していた代表格は「No.10」や「No.18」、そしてボリューム感のあるブローラインが特徴的な「No.23」などのモデルです。当時としては前衛的だった極太のテンプルや直線的なカッティングは、ヨコハマの裏通りを疾走するタカの無国籍なクールさを見事に際立たせていました。ブランドは1990年代初頭に一度活動を停止しましたが、2022年に待望の復活を果たし、初期モデルの復刻版がリリースされたことで再び争奪戦が巻き起こりました。
2. 劇場の円熟期を支えた:増永眼鏡(MASUNAGA since 1905)
劇場版『さらば あぶない刑事』(2016年)および『帰ってきた あぶない刑事』(2024年)において、タカの目元を飾った決定的なモデルが、福井県越前市の名門・増永眼鏡が手掛ける「WALDORF(ヴァルドルフ)」です。カラーはチタンとブラックが絶妙に融合した「#35(Black/GoldまたはMatte Black系)」が知られています。
重厚なメタルブロウに緻密な彫金、そしてフラットに近いレンズカーブが組み合わさったこのフレームは、70代を迎えてなお衰えない舘ひろし氏の威厳と大人の色気を極限まで引き出しました。公開当時、全国の取扱店で予約完売が相次ぎ、数ヶ月待ちのプレミア状態が続いたことは記憶に新しいところです。
3. レイバン(Ray-Ban)オリンピアン混同の真相
インターネット上で「舘ひろし サングラス」と検索すると、必ず上位に浮上するのがレイバン(Ray-Ban)の「オリンピアン(Olympian)」シリーズです。横長のカーブを描くメタルバーが印象的なバイカーズサングラスの王道ですが、検証の結果、『あぶない刑事』の本編全編でタカがメイン着用していたという記録は極めて限定的です。
実際には、舘氏がデビュー当時に所属していたバイクチーム「クールス」時代や、他作品でのバイクアクション時のイメージ、あるいは映画『もっともあぶない刑事』前後の一部のスピンオフ露出においてオリンピアンIIやアビエイター形状のサングラスをかけていたことが、ファンの記憶の中で混ざり合い定着したものと考えられます。

【徹底比較】舘ひろし愛用サングラスのスペック・価格・入手難易度一覧
舘ひろし氏のスタイルを語る上で欠かせない代表的なモデルについて、スペック、推定実売相場、そして現在の入手難易度を比較表にまとめました。
| モデル・ブランド名 | 主な登場作品・着用時期 | 実売価格・当時の相場 | 入手難易度・編集部の評価 |
|---|---|---|---|
| Lunetta BADA No.10 / No.23 | TV第1作『あぶない刑事』 『もっとあぶない刑事』初期 | 定価:46,000円〜55,000円前後 (ヴィンテージは10万円超) | 【極めて高難度】 復刻版も流通量が少なく、当時モノのデッドストックは破格のプレ値。 |
| MASUNAGA WALDORF(#35) | 映画『さらば あぶない刑事』 『帰ってきた あぶない刑事』 | 定価:66,000円〜77,000円前後 (税込・フレーム単体) | 【中〜高難度】 正規取扱店での受注生産・再入荷待ち。本気でタカを追うなら最も現実的かつ上質な選択肢。 |
| Ray-Ban Olympian I / II | バイクアクションシーン各種 (イメージモデルとして流通) | 定価:28,000円〜35,000円前後 (ボシュロム製ヴィンテージは高騰) | 【普通】 現行イタリア製なら新品購入が容易。ただし当時のアメリカ製B&L社モデルは希少。 |
| 舘ひろし氏 私物特注モデル | 映画各作品・記者会見・TV特番 | プライスレス(ワンオフ品) | 【入手不可】 スタイリストや職人が舘氏の顔幅・鼻梁に合わせてカスタムした門外不出の品。 |
なぜ舘ひろしはサングラスにこだわるのか?誕生秘話と「私物」の真相
舘ひろし氏が劇中のみならず、公の場やプライベートでもサングラスを手放さない理由には、単なるファッションを超えた2つの明確なルーツがあります。
1. クールス時代からの「風防」というフィジカルな必然性
舘氏のキャリアの原点は、1970年代の伝説的モーターサイクルクラブ「クールス」のリーダーです。ヘルメットをかぶらず、むき出しの風を受けてバイクを走らせていた彼らにとって、アイウェアは小石や強風から目を守る「防具」でした。舘氏にとってサングラスをかける所作は、日常のルーティンであり、バイクというマシンと対峙するための実用的な装備そのものだったのです。
2. 「照れ隠し」をダンディズムに変える演技のスイッチ
過去の特番インタビューや回想録において、舘氏は自身の演技について「実は僕はものすごく照れ屋なんだ」と率直に告白しています。キザなセリフを連発し、女心を惑わすタカという特異なキャラクターを演じ切るため、サングラスは外部からの視線を遮断し、自分だけの世界に入り込むための精神的防壁となっていました。
感情を雄弁に物語る「瞳」をあえて遮光レンズで覆い隠すことで、口元のわずかな笑みや顎の角度だけで心理を表現する――この独特の引き算の演技論こそが、鷹山敏樹という伝説的キャラクターの底知れなさを生み出した最大の要因です。
3. 「衣装合わせに私物をトランクいっぱいに持ち込む」現場の証言
『あぶない刑事』の現場スタッフや共演者たちの証言によると、舘氏は撮影前の衣装合わせの際、自前の高級スーツやサングラスを何十本もトランクに詰め込んでスタジオ入りしていたといいます。「タカのスタイルは、自分の美意識と乖離したものでは成立しない」という強いプロ意識から、監督やスタイリストと相談しつつ、本人の私物をそのまま本番で採用するケースが日常茶飯事でした。劇中で見られる絶妙なフィット感とこなれ感は、既製品をただ渡されただけでは決して生まれない、舘氏自身の肉体とアイウェアの同化から生まれたものです。

ネットの噂を徹底検証|レイバン誤認説とレプリカ品の注意点
長年愛されるアイコンだからこそ、ネットオークションやSNSには不正確な情報やコピー品が氾濫しています。後悔のない選択をするために知っておくべき真実を解説します。
「タカのサングラス=レイバン」という通説の歪み
1980年代後半の日本では、洋画『トップガン』の影響もあり、サングラスといえば「レイバン」という強固なパブリックイメージがありました。そのため、当時『あぶない刑事』を観たファンの多くが、タカのシャープなアイウェアを見て「あれはレイバンに違いない」と思い込み、口コミや一部のバイク雑誌で情報が固定化してしまった背景があります。
実際には、前述のとおり日本の新進気鋭ブランドであったルネッタバダの存在感が圧倒的であり、レイバンをかけていたシーンは全体の一部に過ぎません。ヴィンテージ市場で「タカ着用」と銘打たれたレイバンを見かけた際は、劇中のどのシーンと照合されたものか冷静に見極める必要があります。
メルカリやヤフオクに溢れる「レプリカ・タイプ品」の罠
映画公開のたびに、フリマアプリ等で「舘ひろし着用モデル同型」「あぶ刑事 タカタイプ」と称する数千円〜1万円台の安価なレプリカが出回ります。しかし、その大半は中国製のノーブランド品にスモークレンズを入れただけの粗悪品や、全く型番の異なるヴィンテージフレームに誇大広告をつけたものです。
増永眼鏡のWALDORFにせよ、ルネッタバダにせよ、舘氏が着用するモデルは「チタンの肉厚感」「ヒンジ(丁番)の剛性」「計算されたレンズカーブ」に宿る工芸品レベルの仕立てが命です。安易なタイプ品に手を出すと、プラスチックの安っぽい光沢や歪みによって、ダンディズムとは程遠いチープな印象を与えてしまうリスクがあります。
【実態検証】ファンの生の声と現代のアイウェア市場
現在、実際に舘ひろしモデルを手に入れたユーザーや眼鏡愛好家たちはどのような評価を下しているのでしょうか。ファンコミュニティや専門店でのフィードバックを検証すると、意外なリアルが見えてきます。
「増永眼鏡 WALDORF」購入者のリアルな反響
「WALDORFのブラックゴールドを購入。映画を観て憧れて清水の舞台から飛び降りたが、手に取った瞬間のチタンの削り出しの重厚感に息を呑んだ。サングラスとしてだけでなく、クリアレンズを入れて普段使いのビジネス眼鏡にしても驚くほど品格が出る。」(40代・会社役員)
「見た目のカッコよさは満点。ただし、フレーム自体にしっかりとしたウェイトがあるため、鼻パッドのフィッティングを眼鏡専門店で徹底的に追い込まないと、長時間のドライブでは少し鼻頭が痛くなる。本気で調整してくれるプロのショップ選びが必須。」(50代・自営業)
ファンの声から分かるのは、単なるキャラクターグッズではなく、「最高峰の日本製アイウェア」としての品質の高さに満足している点です。一方で、フレームの重厚感ゆえに、確かな技術を持つ眼鏡店での細やかなフィッティングが不可欠であるという実態が浮き彫りになっています。

【プロの結論】舘ひろしモデルが似合う人・後悔しやすい人の判断基準
舘ひろし氏のサングラススタイルは圧倒的な魅力を持ちますが、誰もが無条件に真似できるわけではありません。アイウェアの骨格構造と顔型理論から、向き・不向きを論理的に解説します。
おすすめできる人(劇的なスタイルアップが期待できるタイプ)
- 面長〜卵型の輪郭を持ち、鼻筋が通っている人:WALDORFやルネッタバダの直線的なブローラインは、縦の長さを視覚的に分断し、顔立ち全体をシャープに引き締める絶大な効果があります。
- シックなジャケットスタイルやレザージャケットを好む人:アイウェア自体に強い威厳があるため、トラッドなスーツや上質なライダースジャケットと合わせることで、大人の色気が完成します。
- 眉と目の距離が近く、目元の彫りが深い人:フレームの上部ラインが眉毛を自然に覆うため、フレーム浮きが起きず、舘氏のような隙のないフロントビューが完成します。
慎重になるべき人(後悔しやすいタイプ)
- 丸顔や顎が細い逆三角形の顔立ちの人:ブロー部分のボリュームが勝ちすぎてしまい、「サングラスに顔が着られている」アンバランスな印象を与えかねません。
- カジュアルなスウェットやTシャツ短パンが中心の人:フレームの持つ重厚なハードボイルド感と、ラフすぎるストリートウェアが激しく衝突し、日常着として浮いてしまう危険性があります。
- 鼻梁が低く、平坦な顔立ちの人:特にルネッタバダなどの80年代ヴィンテージは鼻当てが浅いモデルが多く、レンズが頬に当たったり、ずり落ちたりして快適性を損なうことがあります(クリングス付きモデルの選択が推奨されます)。
【サングラス 舘 ひろし】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:映画『帰ってきた あぶない刑事』で舘ひろしがかけていた最新モデルの型番は何ですか?
A1:メインの劇中着用モデルとして最も注目を集めたのは、増永眼鏡(MASUNAGA since 1905)の「WALDORF」(カラー:#35 Black/GoldまたはMatte Black系カスタム)です。前作『さらば あぶない刑事』に引き続き、タカの風格を支える重厚なメタルブローフレームとして採用されています。
Q2:『あぶない刑事』初期のルネッタバダは現在でも新品で購入できますか?
A2:2022年にルネッタバダ(Lunetta BADA)ブランドが公式に再始動したため、初期モデルのDNAを継承した復刻コレクション(No.10やNo.23など)が一部の厳選されたアイウェアセレクトショップで販売されています。ただし生産数が非常に限られており、再入荷即完売となることが多いため、取扱店の公式アナウンスをこまめにチェックすることをおすすめします。
Q3:舘ひろし風のサングラスを普段使いの度付き眼鏡として使うことは可能ですか?
A3:十分に可能です。特に増永眼鏡の「WALDORF」は、もともと眼鏡フレームとしても設計されているため、度付きクリアレンズや調光レンズ(紫外線を浴びると色が変わるレンズ)との相性が抜群です。屋内では知的なエグゼクティブ眼鏡、屋外ではタカ風のサングラスとして1本で完結させるスタイルは、大人の男性に非常に人気があります。
まとめ:時代を超えて輝く舘ひろしのダンディズムを日常に纏う
舘ひろし氏がかけてきたサングラスの軌跡を辿ると、そこには単なる流行の消費ではなく、「自らの肉体、生き様、そして演じる役柄と真摯に向き合う美学」が一貫して流れていることが分かります。
80年代の反骨精神を宿したルネッタバダから、現代の熟練工が削り出す増永眼鏡のWALDORFに至るまで、彼が選んできたアイウェアはどれも妥協のない本物ばかりです。そのスタイルを取り入れる際は、単に形を真似るだけでなく、ご自身の骨格や普段の服装とのバランスを冷静に見極め、プロの眼鏡店で納得のいくフィッティングを受けることが成功への鍵となります。時代に流されない本物のアイウェアを手に入れ、タカが体現し続ける不屈のダンディズムを日常の装いに宿してみてはいかがでしょうか。 (出典: サングラス 舘 ひろし(Yahoo!ニュース))